あくまで目安ではありますが、平日の一日のルーティンをお伝えします。
今回はアパートやレオパレスでの暮らしが対象で、飯場(現場事務所兼宿舎)での生活は対象にしていません。
これは、私が実際にゼネコンで働いていたときの、ある明かり工事の現場でのルーティンです。
ちなみに明かり工事とは、土工事や橋梁工事など、地中にもぐらない現場のことです。
(トンネル工事は明かり工事ではありません。)
では、以下で紹介していきます。
一日のスケジュール
朝のスケジュール
– **6:30~7:00** 起床(家から事務所までの移動時間によりますが、、、)
– **7:00~7:30** 出勤
– **7:30~8:30** 事務所に到着
日中の作業
– **8:00~8:30** 朝礼
– **8:30~10:00** 現場作業
– **10:00~10:30** 休憩
– **10:30~12:00** 作業再開
– **12:00~13:00** 昼休憩
– **13:00~13:30** 昼の打ち合わせ
– **13:30~15:00** 作業再開
– **15:00~15:30** 休憩
– **15:30~17:00** 作業再開
夕方の作業
– **17:00~17:30** 作業終了後、現場の確認
– **17:30~20:00以降** 事務所で書類作業や翌日の準備
– **20:00~20:30頃** 退社
帰宅後
– **20:30~21:00** 夕食
– **21:00~21:30** 風呂
– **22:00~24:00** 娯楽・洗濯・明日の準備など
– **24:00~6:30** 就寝

もう少し詳細に説明
朝について
起床してから15分から30分程度で準備します。
多少の寝癖は現場に出てしまえばヘルメットをかぶるので、お構いなしでしたw
ちなみに作業着は前夜に用意しておくとかなり楽なのでおすすめです。
朝食は食べる派と食べない派で分かれると思います。
現場メインで働くのであれば食べたほうが良いと思います。
しかし、最近ではプチ断食みたいな習慣も良しとされるので、事務所メインで働くのであれば食べないほうが健康的かも知れません。
素人の考えなので、参考にしなくて良いですが、
体感的には30才を超えてくると、体型が変わり始めてしまう方が多いので、そのあたりからは朝食抜きのほうが健康的なのでは、、、と思ったりします。
少なくとも20代前半の方は現場で体を動かすことが多いので、しっかり食べたほうが良いと思います。
特に夏は熱中症のおそれがあるので、特に食べたほうが良いです。
日中について
日中は現場によって大きく違うので、なんとも言えません。
最も知りたい部分だと思いますが、今回のはあくまで一例です。
山岳トンネルの現場では、7時から朝礼開始となりますし、9時以降でないと作業できない現場もあります。
休憩時間も作業の忙しさによって違いますし、真夏の暑い時期はもっと休憩しています。
昼の打合せ時間も現場によっては12:45から開始するところもあります。
その場合、現場に出ている職員は昼食を食べたらすぐ打合せになってしまい、
ほとんど休憩はできません。
昼食については、現場で仕出し弁当を頼んでいる場合が多いです。
平均すると1食450円程度でしょうか。
店によって当然金額が前後しますし、味も量も変わります。
夕方について
夕方は一昔前より仕事量は減っています。
現在進行系で減っていると思って良いと思います。
これは働き方改革の影響が大きいです。
また、公共工事では週休二日の現場がほとんどだと思います。
土木系の民間工事でも最近は週休二日が標準ではないでしょうか。
なので、金曜日は残業はほとんどせずに帰る現場が多いと思います。
もちろん、現場の忙しさによるので、そうでない現場もありますが、、、
これも現場によりますが、上司が帰るまで部下が帰れないということも少ないと思います。
それは、上司と自分自身の性格によるところも多いのかも知れませんが、、、
やるべき仕事をしていれば、上司から文句を言われることはないはずです。
今の御時世に上司から「俺より早く帰るのか?」と言ってしまうと、
パワハラ認定が確実なので、言いたくても言えないはずですw
これは私の偏見もありますが、上司は残業に慣れているという点もあると思います。
少なくとも新入社員よりは、、、
特に課長クラスの方の勤務時間は本当に同情します、、、
帰宅後について
帰宅中に買い物に寄って帰ることが多いです。
食事はコンビニやスーパーに寄って弁当とかを買って食べることが多いかと思います。
私はスーパーでお惣菜を買って食べることが多いです。
ご飯は自分で炊いていますが、炊飯器がない人やめんどくさい人が多いので、レンチンするご飯を買ってる人とかも多いです。
あとは風呂や洗濯、ネット等を見て寝るような感じでした。
そして、眠くなったら寝るという一日の流れです。
まとめ
以上が、土木のゼネコン職員としての一日の流れになります。
現場や個人の生活スタイルによって細部は異なりますが、この業界の実情を少しでも知っていただけたら幸いです。
忙しい中でも充実した日々を送りたい方は、ぜひこの世界に飛び込んでみてください。